葬儀の際、頭を悩ませてしまうのがマナーです。特に、大人になってから初めてという場合は香典をいくら包めば良いのか、どんなことに気をつければ良いのかと頭を悩ませてしまうことも。私の場合、社会人になって初めて参列した葬儀は上司のものでした。当時20代でしたので5000円を包んだのですが、同僚は30000円を包んだのです。これが、社内でちょっとした問題になったんです。お祝いではなくお悔やみなのにそんなに包むなんて…と。包みすぎてもいけないですし、やはり相場に合わせる必要があるのだと思いました。
それに、金額だけではありません。例えば自分の名前ですが、薄墨で書くのがマナーです。それだけではなく、手書きで書くことが望ましいです。会社ですとゴム印を使ったりするケースもありますし、最近の若い方ですと字が汚いからと印刷してしまう方もいらっしゃるそうです。しかし、印刷も不祝儀袋を予め用意していたように見えるので、実はマナー違反なんですよね。私もそんなに字が綺麗じゃないので印刷でも良いかな?と思い調べてみたところ、実はマナー違反だと知りなるほどと思ったものです。
金額ですが、亡くなった人ではなく年齢で20代と30代、40代〜で大体の相場が分かれるみたいです。そして、相手との関係ですね。例えば私が20代で職場の上司が亡くなった場合、5000円という香典は相場通りになります。しかし、これが義理の両親が亡くなった場合ですと3万円から10万円が相場なので、関係性によって大きく変わることがわかりますね。
個人的に注意したいのは、相手との関係性だけではなく自分の年齢もしっかり考慮すべきだという点です。20代と50代では経済状況も異なりますので、同じ金額で良いわけはありません。私も最初、相場がわからなくて40代の先輩に聞いてみたんですよね。その時、自分は1万円包むとおっしゃっていたので自分も同じにしようかと思っていたのですが、調べてみたところ相場は5000円だったので、年代によっても違うのだと気付くことが出来ました。