CULTURE

No.92 近年増加中の動物カフェとその拡がりに関して

猫カフェからはじまった動物カフェ人気は現在でも続いており、さまざまな動物と触れあうことができるお店が誕生しています。うさぎなどはとくに女性の間で人気のほか、フクロウに触れることができるお店なども人気を得ています。

そんな動物カフェの中でも犬を扱ったお店だけは少々事情が異なっています。犬カフェ、ドッグカフェとして扱われているお店の中にはさまざまな種類があり、運営目的や利用する人たちの目的にも違いが見られます。

お店に行くとたくさんの犬と触れ合うことができる、という猫カフェやうさぎカフェと共通したイメージの犬カフェは実は少数です。全国的に見てもかなり少なく、動物カフェの中でも少数派といってもよいでしょう。

その一方で数が多いのが犬の飼い主が犬を連れて訪れるカフェです。ドッグカフェというとこちらを連想する方が多いかもしれません。犬と触れ合うというよりも同じ犬を飼っている飼い主同士が交流する場といった役割のほうが大きいのが特徴です。

そしてもうひとつ、近年増加しているのが「保護犬カフェ」とも呼ばれるタイプのカフェです。この「保護犬」とは本来処分されてしまうはずだった犬を団体や店舗、個人が引き取って「保護」した犬のことです。捨て犬やペットショップで売れ残ってしまった子などを引き取り、カフェで人と触れ合う機会を設けています。

こうした保護犬カフェの大きな特徴は単に犬と人との交流の機会を作るだけでなく、里親を探す場として機能していることです。つまりお店に訪れた人は気に入った子がいるかどうか、いたら引き取ろうかどうかを検討する機会を得ることができるわけです。犬の殺処分を減らすことが現代社会の大きなテーマとなっているだけに今後の役割や発展が期待されています。

ほかにはペットショップがカフェを併設するケースも見られます。飼いたいペットを選ぶほか、飼っている犬を連れてきて美容室でカットしてもらったり、グッズを購入することができるのが魅力です。このように犬カフェといってもさまざまな種類があり、犬が置かれているほかの動物たちとはまた違った事情を垣間見ることができます。

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