カイロプラクティックを開発したのは、ダニエル・デビット・パーマーさんというアメリカ人だと聞いて、ちょっとびっくり。カイロプラクティックというか、マッサージ全般ってインドとかそのへんのイメージがあったからです。でも、考えてみるとアメリカは医療費が高いですから、その分病院以外に医療を求める方が多いのだと思います。
私の知り合いにもアメリカ人が何人かいるのですが、みんな健康には結構気を使っていますよ。私達日本人が考えるアメリカ人って、ジャンクフードやピザばかりを食べるイメージが強いですよね。でも、それは昔の話で今はみんなかなり健康に気を使うようになっているんです。
例えば、日本食を食べることも彼らにとっては健康になる方法の一つ。他にもハーブを取り入れてみたり、サプリメントを飲んでいる人がすごく多いです。そういうお国柄だと考えるとなるほどしっくり来ました。
日本と海外のカイロプラクターは大きく違います。日本の場合、特別な資格を必要としませんので誰でもすぐに開業できるわけです。街中を歩いていると、カイロプラクティックの看板があちこちにありますよね。
でも、海外では医療職の一つなんです。カイロプラクティックの技術だけではなく、もちろん診断の能力も求められます。理学療法だったり、食事や栄養に関する指導を行ったりと、その業務内容はかなり幅広いのです。
未熟な人間がやると、神経を傷つけてしまい重症化することもあるそうで怖いところ。私自身カイロプラクティックに通っているのですが、その先生自身が法整備が必要だろうとおっしゃっていました。
でも、技術のある先生にお願いすると肩こりや腰痛は劇的に回復することが多いです。私もうまく歩けないほどひどい腰痛を抱えてカイロプラクティックに通い始め、今ではスタスタ歩けるようになりました。どんなものにでもいえることなのですが、やはり選び方が一番大切ですね。早く日本でも法整備が進めば、もっと気楽に利用できるようになるのかなと思います。