CULTURE

No.94 SNSやブログを使っている人にぜひ知ってほしい撮影の注意点

デジタルカメラの普及と高性能化によって誰でも手軽に撮影ができるようになりました。さらにSNSやブログを活用することで誰でも自分の撮影した画像を多くの人に見てもらう機会も得られます。そうした環境もあって魅力的な被写体を求めてさまざまな場所で撮影を行ったり、それをネット上で広く公開するケースも増えています。

しかそそんな撮影を楽しめる環境がトラブルの原因を作ってしまっている面もあります。店内で非常識な振るまいをした撮影をSNSに投稿したことで店舗に大きな損害をもたらしてしまうといったニュースも一時期話題になりました。それだけに撮影を楽しむ際には最低限のルールを守った上で行っていくことが大前提です。

この撮影における最大の注意点は肖像権と著作権の問題です。例えば外出した際にタレントなど有名人を見かけた時に撮影してそれをネット上に公開すると肖像権の侵害になってしまう恐れもあります。有名人を見かけるなり人が群がって撮影するケースも見られますが、この点には十分注意しましょう。またこの点はプライバシーの侵害にも結びつきます。例えば有名人がどこでどんなことをしていたのか、どこで食事をしたのか、どこで何を買ったのかといった情報を画像と一緒にSNSなどに投稿するのは厳禁です。格好のSNSのネタとばかりに安易に行ってしまいがちなので気をつけましょう。

著作権に関しては建築物や創作物・芸術品を撮影した際に侵害してしまう可能性が出てきます。撮影に関する著作権に関しては線引きが難しい面もありますが、最低限撮影禁止の場所では撮影しないようにしましょう。なお著作権とは少々ズレる面もありますが、店舗内での撮影、商品の撮影の際には必ず従業員の許可を得た上で行うのがマナーです。

こうした注意点を守らずにあちこちで撮影してネットに公開していると思わぬところでトラブルに見舞われる場合もあります。誰もが加害者と被害者両方になる時代だけに、撮影に関する基本的な知識とルールは踏まえておきましょう。

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